
【ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う】
坂本 貴志 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4065286050/
○この本を一言で表すと?
老後の過ごし方も含めてデータから検証した本
○よかったところ、気になったところ
・中公新書の「定年後」を否定するようなタイトルの本ですが、直接的に否定するのではなく、主観で書かれている「定年後」に対して、統計やこの本の著者の属するリクルートグループのアンケートなどから客観的な事実を導き出すというアプローチの本でした。
・本の紙幅の6割を「15の事実」に充て、3割が具体的な事例、1割が著者の提言という構成でした。
・年金や貯蓄だけで生きていける高齢者は少なく、働く高齢者が多いこと、日本の政策上でも高齢者の勤労を進める方向になっていることなどが述べられていました。
・収入減は間違いないが、支出も大幅に減少するので、それほど仕事にかかりきりになることはなく、「お金のための仕事」から「社会と関わるための仕事」に変わること、老後を幸せと感じる人が多いことなどが述べられていました。
・高齢者はフルタイムで仕事に携わるわけではなく、可能な範囲でパートタイムで仕事に携わることになるが、その小さな仕事こそが日本経済にとっても重要であると提言されていました。
