【ビジネス教養としての半導体】レポート

【ビジネス教養としての半導体】
高乗 正行 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4344940997/

○この本を一言で表すと?

 半導体の製造プロセスや歴史、業界構造などを簡潔に説明した本

○よかったところ、気になったところ

・半導体についての様々な情報が簡潔に説明されていました。自分の知らなかったことが多く、大変勉強になりました。

・半導体の製造プロセスが図入りで説明されていました。ファブレス企業、ファウンドリ企業、OSAT(半導体組立・テスト請負企業)がそれぞれ設計、前工程、後工程に対応していること、設計ではアメリカが、前工程では台湾がかなり強いことなども興味深かったです。

・半導体の盛衰の歴史や業界構造、業界シェアの話など、半導体に関する系統だった説明が勉強になりました。

・なぜ半導体不足が起こるのか、その理由が流通過程にあり、長期の計画に基づいて生産される半導体は急な需要には応えられず、また急な需要の後は需要不足が起こることなど、単に製造ラインを増やせばいいというわけでもないというのは解決困難な問題だなと思いました。

○つっこみどころ

・「ビジネス教養としての」というタイトルも、「デキるビジネスパーソンは知っている」という帯の売り文句も過言だなと思いました。
興味深い内容ではありましたが、この本の内容をビジネスで必要とする人はごく少数で、大多数の人はビジネスの中で必要としないと思います。

・著者が半導体商社の代表だからか、妙に商社を持ち上げているなと感じる箇所がありました。

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