• 様々な本、様々な資格の話が盛りだくさん(の予定)

【脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める】レポート

【脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める】
築山 節 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4140882026/

○この本を一言で表すと?

 脳の仕組みと脳のための良い習慣について書かれたノウハウ本

○各習慣概要

習慣1 生活の原点をつくる

生活のリズムを失うことはボケの入り口。朝起きる時間をできるだけ揃えること。
脳は基本的に怠け者なので、脳のウォーミングアップが重要。脳は思考系だけでなく運動系の機能もあるので、体を動かすことも重要。

習慣2 集中力を高める

脳の基本回転数を上げるため、時間と仕事の量の関係を意識して時間の制約をつくること。
真面目な人は時間をかけてでも仕事をこなすという考えに陥りがちだが、決められた時間に決められた仕事量をこなすことの方が効果的。

習慣3 睡眠の意義

睡眠中も脳は動いているため、夜の勉強は中途半端にやって後は睡眠中の脳に任せることが効果的。
睡眠時間を削ることは二重の意味で悪い(睡眠中の思考削減、脳の疲労回復効果削減)。
睡眠のとり方も重要。寝る前に興奮するような活動はやめ、カフェインなどは摂らないこと。

習慣4 脳の持続力を高める

前頭葉が脳の司令塔であり、この能力自体だけでなく、能力の「持続力」を高めることが重要。
雑用や家事をこなすこと、面倒くささに耐えることで能力を高めることと持続力を高めることを同時にできる。

習慣5 問題解決能力を高める

物事をこなすルールを自分なりに考えて持っておくことが重要。
一日の行動予定表をつくり、問題解決に至るプロセスも書くこと。

習慣6 思考の整理

頭の回転が速いのに物忘れをする人は物を整理できない人が多い。
物を整理できない人は思考も整理できない。

習慣7 注意力を高める

小さな平面(テレビ、パソコンの画面など)を長時間見続けていると脳機能が弱る。
目を動かすことで脳が動くため、意識的に目のフォーカスを変えてみたり(遠くを見たり近くを見たり)することが効果的。

習慣8 記憶力を高める

「情報を脳へ入力⇒脳で情報を保持⇒情報を解釈⇒脳にある情報を出力」の各プロセスのどれが欠けてもダメ。
部下に報告書を書かせることは部下自身が体験したことを脳に刻み込むためにも有用。ブログを書くのも効果的。

習慣9 話す力を高める

長い話をする能力を鍛えるために、「人から質問してもらい答える形で話す」「メモを用意して、そのキーワードを辿りながら話す」「写真を撮ってきて、それを示しながら表現を膨らます」ことなどが有用。

習慣10 表現を豊かにする

「伝わらないのは相手が悪い」と思わないこと、相手の立場に立って考えること、専門用語をなるべく使わないこと、例え話を考えることが重要。

習慣11 脳を健康に保つ食事

生活習慣病は脳にも悪影響を及ぼすため、そもそも太らないことが第一。
適度な運動と腹八分目が重要。

習慣12 脳の健康診断

画像検査で脳の部位の大きさや血管の状況でどこを使っている、使っていないまでわかる。

習慣13 脳の自己管理

失敗を把握することが重要。大きな失敗は小さな失敗に原因があることが多いため、小さな失敗を記録し、分析して見ること。
失敗をする時間帯が同じ場合もあるため、時間も記録すること。

習慣14 創造力を高める

「何の役に立つか」より「誰の役に立つか」を重視して考える方が焦点を絞れる。
アイデアは情報の組み合わせ。書き出すことで脳にも刻み込める。交友範囲を広げ、活動を豊かにすることで創造力が高まる。

習慣15 意欲を高める

大きな成長だけでなく、日々の小さな成長を認めることが重要。
能力が高くても周りに認められない人は社会性に乏しい場合がある。
自分が一番できない生徒に慣れる場所にいくことで社会性を高めることができる。

○よかった点

・ポイントがわかりやすくまとめられていて非常に読みやすかったです。

・脳神経外科の医者が脳に関する知見を基に実践すべきことを書いているので説得力があるなと思いました。

・生活リズム、睡眠、食生活など、自分があまりできていない部分が脳にとっても重要で、重視すべきだということがよく分かりました。

・雑用、家事などが脳のためにも有効だと根拠も含めて知ることで、今後はがんばろうというモチベーションが出てきました。

・自分にできていない習慣が多いですが、一部は自分がやっていることもあり、今後も続けていこうと思います。(アイデアは情報の組み合わせ、など)