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ゼミナール マーケティング入門「第12章 チャネル資産のマネジメント」

【ゼミナール マーケティング入門】
石井 淳蔵 (著), 嶋口 充輝 (著), 余田 拓郎 (著), 栗木 契 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/453213272X/

第12章<チャネル資産のマネジメント>

○マーケティング資産としての流通チャネル

資産としての流通チャネル・・・系列店(下流の囲い込み)、自販機 等
⇒構築・維持が大変だが効果大(一定期間)
系列店にはメリット・デメリット(P.364~366)

○選択肢の広がりと時間の競争

・消費における選択肢の拡大(流通チャネルの選択肢も拡大)

・流通プロセスにおける時間の競争の拡大(製品ライフサイクルの短期化)

・在庫回転率を高める時間の競争(資本効率アップ)⇒POS、他頻度小口配送

○製販連携―生産と流通を同期化するシステム

・在庫を極小化する仕組み⇒鮮度が必要な業界ほどより必要に

・他頻度小口のオーダー・エントリー・システム(P.378,379)

・取引先との連携の強化が必要

※製販統合(P.382)


<演習問題>

1.大きな自販機ネットワークをもつ清涼飲料メーカーと、もたない清涼飲料メーカーとでは、新製品開発の方針がどのように異なってくるかを考えなさい。


自販機という自社製品のみのラインナップで構成された売り場があれば、製品ライン・アイテムの中での位置づけを考慮して新製品を開発できる。流通(卸・小売)が要望する製品ではなく、消費者が要望する製品に注力できる。
自販機ネットワークが弱いメーカーは流通企業が直接の顧客となるため、取り扱ってもらいやすい視点の新製品開発となる。
※但し、現在ではコンビニの普及により、自販機ネットワークの強みは薄くなっている。

2. 在庫回転率を高めることが、マーケティングにおいてなぜ重要となるかを整理しなさい。


在庫回転率を高めることで、運転資金が圧縮でき、新製品開発や店舗出店等の活動に注力しやすくなる。
また、古い製品や売れ残り製品の割合が低くなるため、割引等のマイナス要因が減少する。

3.「流通系列化」「製販連携」「製販統合」の共通点と相違点をまとめなさい。


共通点:
どれもメーカーと流通が結合し、フォローするバリューチェーンの長さを伸長させる施策である。

相違点:
・流通系列化はメーカー主導で系列化された流通の選択肢は狭くなる。
・製販連携はメーカーと流通の協力関係であり、どちらが主導でもありうる。流通はメーカーの製品のみに拘束されない。
・製販統合は製販連携から更に結合が進んだ形であり、メーカーと流通は完全に結合している。製販双方向に制約なく情報をやりとりできるメリットと、製販どちらかの状況が悪化した場合に分離が困難なデメリットがある。