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ゼミナール マーケティング入門「第4章 マーケティング組織のデザイン」

【ゼミナール マーケティング入門】
石井 淳蔵 (著), 嶋口 充輝 (著), 余田 拓郎 (著), 栗木 契 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/453213272X/

第4章<マーケティング組織のデザイン>

○組織をデザインするための3つの要件(分業、部門化、権限配分)

・分業:文字通り仕事を分ける
⇒メリット(仕事を単純化する。仕事の熟練度が高まる。段取り替えのコストを削減する。)

・部門化:分業した業務を集約し、部門間の調整は部門長に任せることで調整コストを削減

・権限配分:縦の分業(階層化)と横の分業(仕事の分業)のコントロール

○マーケティング組織の発展プロセス

1.製造部門を中心とした単一職能組織(20世紀初頭)・・・供給力不足に対応

2.マーケティング業務の分業化・専門家・・・需要不足に対応

3.マーケティング業務の統合化・・・専門化した部門を統合する組織構造

○マーケティング業務の専門化・統合化

1.職能志向の組織

2.市場の複雑性と組織デザイン

3.市場の複雑性・・・ニーズの多様性(空間的)と変転(時間的)
  組織が直面している複雑性
  製品・サービスのライン数・アイテム数・アイテム間の異質性・機構の複雑さ、
  販売地域の広がり・異質性、顧客要求の複雑さ・変化、競争業者や流通業者の変化

4.マーケティング・プログラムの複雑化とそれに伴うコスト←上記に対応するプログラム

5.市場志向の組織・・・製品カテゴリー別、販売地域別、顧客別、、、

○市場志向の組織の基本類型

・事業部制組織
⇒デメリット(業務の専門性を高めることが困難、資源配分等の重複、組織統廃合が困難)

・プロダクト・マネジャー制度、マトリクス型組織、SBU


<演習問題>

1.身の回りでおこなわれている分業にはどのようなものがありますか。その分業のメリットを具体的に挙げなさい。また、分業に伴いどのような調整がおこなわれているかについても挙げなさい。


○家事分担
働き手を1人とするか2人とするか(例外的に0人もありうる)
仕事の負荷に応じて家事負担の傾斜をかける。

2. 現代において、集権化が適している産業にはどのようなものがありますか。


需要に対し影響力の強い業界(市場への対応力より社内に力点を置くことができ、規模の経済性を目指す方向に)

3. 多様性や変動性の大きい複雑な市場では、規模の大きな企業と規模の小さな企業のどちらが有利となるか、検討しなさい。


多様性が大きいということは、一つの属性に属する集団の規模が小さい。そのためニッチ戦略としては小さい企業のほうが適応しやすいと考えられる。

変動性が大きいということは、変化に耐えるための余裕が必要となる。そのため大きな企業のほうが適していると考えられる。

意思決定の早さという意味では規模の小さな企業の方が有利だが、目算を持って準備し、対応する意味では規模の大きな企業が有利と考えられる。