• 様々な本、様々な資格の話が盛りだくさん(の予定)

【新版 結局「仕組み」を作った人が勝っている】レポート

【新版 結局「仕組み」を作った人が勝っている―驚異の自動収入システムは今も回り続けていた!】
荒濱 一、高橋 学 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4334786200/

○この本を一言で表すと?

 一世を風靡した懐かしの「成功者」が今なおがんばっている事例の本

○よかった点、考えた点

・Amazonのビジネス・経済のジャンルのページで目について「こういった話も懐かしいな」と思って購入しました。
読んでみると思っていたよりも懐かしい気持ちになりましたし、当時成功者だと騒がれていた人たちが今もうまくやっているというのはすごいなと思いました。

・こういった成功本や儲かる系の本は内容が薄くて得るものがないと思って避けていましたが、久しぶりに読んでみるといろいろと得るものがあったように思えました。

・今経歴を見てみると若くして成功した人もいますが、「仕組み」を作った時にはそれなりに年齢と経験を重ねている人もいて、「仕組み」を作るまでは人一倍努力をしていることがしみじみと分かりました。

○「仕組み」を作った10人のビジネス概要⇒現在の状況

<インターネット・ビジネス 近藤勉氏>

全国の空港周辺の駐車場の予約サイトを作成し、予約の都度斡旋料を受け取るビジネスで、契約したら無料でHPを作成するというサービスで営業をかけ、顧客のHPごと囲い込むという戦略で成功。
先駆者メリットだけでなく、駐車場でバイトしていた経験も活かしたアドバイスなども活きる。
同じ手法を別の海外留学資料一括請求サイトや税理士・公認会計士の一括問い合わせサイトなどにも展開。

⇒契約している駐車場の数は減ったが売上はさらに向上。東日本大震災で一時売上が急減するも、他の事業の収入で乗り切った。

<インターネット・ビジネス 奥山裕輔氏>

ビジネスパートナーのマッチングと投資家・起業家のマッチングのサイトを本業のかたわらで運営。
先駆者メリットの享受とSEO対策の徹底で実績を上げ続けている。ニッチであることにより大手が参入できないこと、マッチング以外の仲介などには手を出さないことによりトラブルに巻き込まれない対策をとってあることなどで、手間を省いている。
同じようなモデルで口込みマッチングサイトの構築も検討中。

⇒マッチングを自動化してさらに省力化。
口コミマッチングサイトは大手他社参入より断念。
あいかわらずサラリーマンを続けながらマッチング事業で平均月40万円の収入を得ている。

<インターネット・ビジネス 石井貴士氏>

自作の歌のCDなどで失敗も重ねつつ、元アナウンサーとしての経歴を活かしたアナウンサーに内定する方法や就職するための方法の教材を販売、それから「プチリタイヤ」するための手法の教材を販売。
手間のかかる作業は全て外注して省力化し、自分の時間を得ている。
6社立ち上げて4社は人任せにしている。

⇒インターネット・ビジネスからは引退し、「一分間勉強法」シリーズのベストセラー作家として活躍している。
少し更新するだけで継続して販売できる受験教材に注力し、長期的に収益を上げることを狙っている。

<インターネット・ビジネス 森英樹氏>

コンサルタントとしての経験を活かし、「経営戦略考」という日経4紙(日本経済新聞、日経産業新聞、日経流通新聞MJ、日経金融新聞)から記事を1本取り上げて解説するメルマガを毎日発行して、その広告で1日1時間で月収200万円となる。
週末起業フォーラムの発起人になったりコーチングの広告の依頼を受けたことをきっかけにコーチング事業を自分で始めたりといろいろな活動に展開している。
メルマガはブログやSNSなどと連携してさらに拡大を目指す。

⇒「経営戦略考」は週刊に変え、メルマガの数が増えたことやブログやSNSなどの台頭もあってほかの「仕組み」を検討。
コーチングスクールを家元制度としてフランチャイズ展開し、年商約6,000万円で年率30%の伸びで拡大中。
全国への拡大と海外展開を狙っている。

<インターネット・ビジネス 富田貴典氏>

ドロップシッピングという自分のサイトでメーカーから供給される商品を掲載し、売れればメーカーから配送してもらうという仕組み(メーカーの卸値と販売価格の差分が利益)を始め、日本語への翻訳サービス(入れ墨用のデザインなど)から始めてさまざまな事業に展開し、オートレスポンダーというシステムで自動で順番にメールを送信する仕組みをつくり、価格を抑えて継続的な取引を狙っている。

⇒一時期、RDSという新商品の裏情報が発売前に手に入るサービスを活用して荒稼ぎしていたが、そのサービスが停止してその収入が途絶える。
複数の事業を運営していたために助かったことから継続的に事業を立ち上げていく方針をさらに進めている。

<情報起業 室賀博之氏>

「恋愛」「お金」「コンプレックス」などのテーマの情報商材を魅力的なタイトルやセールスレターで売り込み、月収1,000万円に。他者のネタを共同で提供するなどで商材数を膨らませていた。
情報起業の塾も運営。
情報商材の健全化が重要と考えている。

⇒昔講座を受けた会社に著作権法違反で訴えられ、情報起業家としては下火に。
アフィリエイトに転向し、再起を図っている。

<ビジネスオーナー 田淵裕哉氏>

永続的にコミッションを得られる仕組みを目指し、特許翻訳の仲介ビジネスから始めて、営業は極力自分の時間を使わないようにメール広告やDMなどで行い、大手企業を含めた顧客を獲得、それから売掛金回収ビジネスや中国で不動産間取り図作成OEMビジネスなどに展開。
これを売れと言われる代理店ではなく、自分から売らせてほしいものを決めて契約することに拘る。
パートナー企業と顧客に直接契約されるリスクは自分が持っている顧客数やコネクションの有用性が防いでいる。
ビジネスオーナー養成講座というDVD教材も展開。

⇒中国での不動産間取り図作成OEMは人件費高騰で撤退したものの、特許翻訳の仲介と売掛金回収の仲介は伸びている。
ビジネスオーナー養成講座の会員料も継続的に入ってきている。
2012年から美容関係のネットワーク・ビジネスに従事し、そちらでも収益を上げている。

<投資 藤山勇司氏>

競売物件を自分の地元東京と持ち家率が低い北海道、将来性が見込める木更津の3エリアに絞り込んで獲得。
物件価格に不動産諸経費を10%見込んだ額を分母、不動産収入から税や定期的に発生する費用20%を引いた額を分子として、(不動産収入×80%)÷(不動産価格×110%)を純利回りと考え、この純利回りが12%以上見込めないと購入を決定しないと決めて、実際には平均純利回り約35%を達成している。
この仕組みで収入を確保して著述家を目指す。

⇒Webサイトサービス「不動産競売物件情報センター」を立ち上げ、競売マッチング事業で売上1億円以上を得ている。
競売不動産取扱主任者資格試験を立ち上げ、そこで上がっている収益は受け取らずに応援団的立場でいる。
将来の動きを見越して競売物件を取得するエリアを拡大して物件を増やしている。
現在は小説家として新人賞を狙っている。

<投資 甲田英司氏>

19歳でかき氷の屋台を引くところから始め、携帯電話販売や飲食店経営で財をなした。
それからプリンシパル・インベストメント(自己資金による投資)で人やビジネスに出資し、収益が上がるようになれば利益の分配を受けるようにしている。
投資した上でコンサルティングで収益を上げさせてフィーを得る仕組みを構築している。
「金儲け」より「人儲け」を目指す考えと自分に起きることは自分の責任という考えでビジネスを展開している。

⇒元おニャン子クラブメンバーと結婚。
新たに「パティシエを店に置かない」スイーツ店を展開している。
不景気どころか人件費も家賃も抑えられるいい時代だという認識でさらなる展開を狙っている。

<発明 五十嵐隆雄氏>

研究者としての視点で公衆電話がカードを受け付けない故障になっているところを見て「内部が汚れて使えないのだろう」と思い、早速公衆電話のカードリーダーの汚れ具合を確かめ、翌日に実用新案を申請した。
知り合いの会社にアイデアを持っていき、その汚れを取るための薬剤の配合を伝え、その会社が製品化し、すぐにNTTに食い込んで全国展開。
自身は権利料を得るなどはせず、原料の輸入販売として関わることにし、おいしいところはその会社にあげるというスタイルを採った。
塩ブームのしかけにも携わったり、他にもいろいろなアイデアを考案。

⇒賃貸住宅の空き室の排水管に水を注ぐバイトが存在し、その理由が排水管の水分が蒸発すると悪臭や虫がわくことだと知る。
水が蒸発しない封水蒸発防止剤を発明し特許を取得、年間数千万円の収入に繋がる。
現在は後進技術者の育成に携わることを考えている。