【カール・シュミット】簡易レポート

【カール・シュミット ナチスと例外状況の政治学】
蔭山 宏 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4121025970/

○この本を一言で表すと?

 ナチスのイデオローグ、カール・シュミットの伝記の本

○よかったところ、気になったところ

・「戦争の地政学」で大陸系地政学の系譜としてカール・シュミットが挙げられていたので読んでみました。

・地政学に関する内容がなかなか出てこず、例外状況における決断、という内容の延長と、すでにユニバーサルな国際法に上書きされつつあったヨーロッパ公法の擁護の目的で「大地のノモス」が書かれたそうです。
地政学的な視点はほとんどなかったように思いました。

・帝政期、ワイマール共和国、ナチス、戦後と転換が続いたドイツで、ナチス否定からナチス擁護、そして自己弁護と、頭のいい人がいろいろ理屈をひねって自身を弁護し続けていった人生は、ある意味凄いなと思いました。

・自由主義の矛盾など、意見の鋭さから今でも稀代の思想家として研究されているそうですが、なるほどと思えるほどの考え方が書かれていました。

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