【道は開ける】
デール カーネギー (著), 香山 晶 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4422100521/
○この本を一言で表すと?
「悩み」について徹底的に追求した本
○よかった点
・どの章もすぐに適用できそうな内容で実践しやすそうだなと思いました。
・各章、各部の最後にまとめが書いてあって振り返りやすくていいな、と思いました。
・「悩み」という点についてこれだけページ数を費やして書かれていて、それでも飽きさせない内容なのはすごいと思います。
・特に第四部は「デール・カーネギー氏は本当に人間を知っているな」と思いました。(仕返しを考えない、恩知らずを予期する、失敗を活用する、他人に対して善をおこなう)
○参考にならなかった所、または突っ込みどころ
・第二十八章の「有害なのは不眠症について悩むことであって不眠症そのものではない」という結論はどうかな、と思いました。
サミュエル・アンタマイヤー氏の「眠くなるまで仕事するか読書する」は私もたまにやりますが、まず間違いなくそれ以降数日の体調が悪化します。
○考えたこと・思ったこと
・かなり前にこの本を読んで以来、この本に何が書いてあったかも思い出せない状態で本棚に眠っていましたが、おそらくこの本を読んで実践していたんだろうなと思う内容がいくつかあって面白かったです(第二章の魔術的公式とか)。
「人を動かす」もそうでしたが、本に書いてある内容も思い出せないのに実践だけはしている、という感覚の本は私にとってはデール・カーネギー氏の著作だけに受ける感覚です。