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【第8の習慣 「効果」から「偉大」へ】レポート

【第8の習慣 「効果」から「偉大」へ】
スティーブン・R・コヴィー (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社 (編集)
https://www.amazon.co.jp/dp/4906638325/

○この本を一言で表すと?

 「7つの習慣」を発展させ、厚みを増したコヴィー氏の本

○よかった点

・「7つの習慣」の全ての要素を包含しつつ、さらに進んだ考え方を示している本だと思いました。「7つの習慣」では「人格」を向上することだけに触れていましたが、「第8の習慣」では「人格と能力の両輪が必要」とはっきり書かれていて、より高い基準を求めているなと思いました。

・「7つの習慣」の「第七の習慣 刃を研ぐ」で体力、知性、社会・情緒、精神の4つの側面を全て向上させなければならないと書かれていましたが、それが個人と組織にクローズアップされて、個人では「生きること」「学ぶこと」「愛すること」「貢献すること」、組織では「組織を整える」「方向性を示す」「エンパワーメントを集める」「模範になる」として、「第8の習慣」全体の基準になっているなと思いました。

・P.83のエラ・ウィーラー・ウィルコックスの詩が、「7つの習慣」の「第一の習慣 主体性を発揮する」をすごくうまく表現していて好きです。

第7章

・「7つの習慣」で「率先力を発揮する」と表現されたことがさらに進んで「トリム・タブになる」という表現になっていて、自ら始める人のイメージが伝わりやすい表現になったなと思いました。

第8章

・「7つの習慣」の人格主義の考え方がそのまま「模範になる」ことに繋がっているなと思いました。

第9章

・信頼の重要性はもちろんのこと、信頼関係があることによって生まれる「スピード」はなかなか実感できませんが、実感できた時はその「スピード」に驚きました。

第10章

・「第三の案」を探すことに必要なのは傾聴のスキルとWin-Winの考え方だというのはコヴィー氏の最後の著作「第3の案」で全面的に取り扱われていました。一番実践が難しいのはこれかなと思います。

第11章

・ビジョン、価値観、戦略を確立すること、それを組織で共有することでは、大体の場合は前者に注力されている気がしますが、その注力したビジョン等の確立もうまくいかず、もちろん共有までたどり着くことできない、というケースをよく見ます。
表面的ではなく、本当に重要なことだと認識して取り組まないといけないことだと思います。

第12章

・見事なビジョン、価値観、戦略を確立し、共有できてもそれを実現する仕組みがないといけないという視点は確かに必要だと思いました。

第13章

・ビジョン等を確立し、それを実行するためのシステムを作っても、エンパワーメントできなければ「仏つくって魂いれず」ということになりかねないなと思います。
他の要素とまた違っていて、全体をバランスよく実行するのは難しそうだと思いました。