【電気通信主任技術者(線路)】受験録

2022年に合格しました。

勉強期間

10日間

勉強手段

自宅にて独学

試験用に買った本

使ったテキスト

電気通信主任技術者試験対策 線路設備及び設備管理
https://www.amazon.co.jp/dp/4890192867/

電気通信主任技術者通信線路テキスト
https://www.amazon.co.jp/dp/489019293X/

使った問題集

21~22年版 電気通信主任技術者試験全問題解答集 共通編 (伝送交換主任技術者 線路主任技術者)
https://www.amazon.co.jp/dp/4890193081/

試験主催団体のサイトの過去問
https://www.shiken.dekyo.or.jp/chief/exam/

勉強方法

電気通信主任技術者の試験は1月、7月の年2回あり、4科目を受験し、科目合格ありで3年以内に全科目合格すればOKという試験・・・でしたが、2021年7月の試験から、4科目の内「設備及び設備管理」と専門科目が統合されて3科目になりました。

電気通信主任技術者の共通科目は伝送交換の資格を取得していたため、今回は免除されました。
共通科目の「法規」「電気通信システム」についてはそちらで御覧ください。
【電気通信主任技術者(伝送交換)】受験録

「線路設備及び設備管理」の科目についての勉強ですが、まず試験団体のサイトで新試験制度になった2021年7月の過去問題を眺めてどのような問題が出るかを確認しました。
伝送交換で勉強した内容とは大きく異なっていて、一から勉強だなと思いました。

今回使ったテキストは日本理工出版会のテキストで、それ以外には選択肢がないのでこれ一択なのですが、伝送交換の勉強の時に使ったテキストで大外れのものもあったので、ドキドキしながら読み始めました。
結果、どちらのテキストも内容が充実して、試験内容にも適合していて良いテキストでした(^^)

まず、「線路設備及び設備管理」のテキストを読み進めました。各章の末尾に問題がついていて、振り返りながら勉強できたのでよかったです。
元は専門科目だった「通信線路」「通信土木」「水底線路」のうち、「通信土木」「水底線路」はテキストが見つからなかったので、「線路設備及び設備管理」のテキストに載っている概要を勉強するだけになりましたが、基礎知識だけでもつけられたのはよかったと思います。

「線路設備及び設備管理」のテキストを読み終えた後は、「21~22年版 電気通信主任技術者試験全問題解答集 共通編」の「線路設備及び設備管理」の問題に取り組んでみました。
旧試験の基礎的な内容の試験を8回分でしたが、テキストの内容で割と対応でき、分からなかったところを解答の解説で勉強できてよかったです。

問題集共通編を一通り終えた後は「通信線路」のテキストを読み始めました。
「線路設備及び設備管理」のテキストの内容が充実していたので読み始める前は蛇足だったかなと思っていたのですが、かなり詳しく書かれていたことと、図表が多く載せられていて視覚的にも分かりやすくていいテキストでした。
各章末の問題とその解説も理解が進む内容になっていました。

「通信線路」のテキストを読んだ後は、試験団体のサイトにある「通信線路」「通信土木」「水底線路」の過去問を解いていきました。
「通信線路」はテキストを読んだのである程度解けましたが、「通信土木」「水底線路」は初めて見るような問題が多く、わからない用語をネットで調べながら進めました。

試験前日に新試験制度になった2021年7月の過去問題に取り組んでみました。
結果は・・・150点中123点。90点で合格なのでかなり余裕のある点数で、自信がつきました。試験制度が変わって最初の試験なので、易しかった可能性があるなと思いつつ。。。

試験当日は、「線路設備及び設備管理」「通信線路」のテキストをパラパラと読み返し、本番に挑みました。
過去問に一度も出たことがない問題が多く、思ったより難しいなと思いつつ、確実に分かったと思えた問題が5割、二択まで絞れたという問題が3割、さっぱり分からなかった問題が2割というところだったでしょうか。

試験問題と解答が試験団体のサイトで公開されたので自己採点しました。
結果は・・・150点中115点。90点で合格なので、そこそこ余裕を持った点数が取れたなと思いました。
ただ、「通信土木」「水底線路」の問題はあまり解けておらず、特に「通信土木」は14点中6点しか取れていませんでした。
問題後半の法律関連・セキュリティ・ネットワークに関するところはほぼ解けていたので、こちらでフォローされなと思いました。

まとめ

簡単な試験と難しい試験が統合されたので、簡単な問題で点数が稼ぎやすくなり、合格しやすくなったように思います。実際に合格率は2021年7月度から急上昇しているようです。
実際に、簡単な方の試験の内容の割合が多く、そちらをしっかり勉強していれば専門科目の難しい問題をあまり解けなくても合格できそうに思いました。

今までそこそこネットワーク関連の知識をつけてきたつもりでしたが、地球規模で張り巡らされる海底ケーブルや、電気通信に関する土木に関することなどには初めて触れたので、いろいろ勉強になる試験だったなと思いました。

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