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【考えないヒント―アイデアはこうして生まれる】レポート

【考えないヒント―アイデアはこうして生まれる】
小山 薫堂 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4344980069/

○この本を一言で表すと?

 右脳型の人の考え方の例が書かれた本

○よかった点・考えた点

・読み物として、「こういう考え方は面白いな」と思える本でした。

・著者と私は全然タイプが違いますが、「勝手にテコ入れ」とか「アイデアは日常を見ていたら降ってくる」とか「当たり前をリセットする」といったところはやっていることが同じだなと思いました。
私の場合はロジカル・シンキング系の本でそういう考え方を学んで自分の中にため込んだ知識を前提に行っているので、知識を前提としない著者と実態は全然違うものになっていますが。
行動の前提が全然違うのに同じような行動をとっているというのが何だか面白かったです。

○つっこみどころ

・タイトルの「考えないヒント」とは逆に、「考え方のヒント」もしくは「考え方の一例」というタイトルが合いそうな内容だと思いました。
「考える」ということが何を指しているかによりますが、「思考停止はダメ」とか「人が眠っている時間に頭をフル回転させている」とか、どうしても「考えている」としか思えないです。

・「アイデアを生み出すのに知識は必要ない」というような記述がどこかにありましたが、著者自身もある程度は自分の知識を前提にアイデアを出していると思いますし、「頭でっかちではアイデアは生まれないよ」ということを強調したかったのでしょうが、とても違和感がありました。

・「ヒント」とタイトルにありますが、ある程度アイデアを出す才能があるような人には「ヒント」になるかもしれませんが、大部分の人には「面白い話だった」とは思えても、「ヒント」にはなりえないのではないかと思いました。そういう意味で「考え方の『一例』」だと思いますし、個人的にはあまりアイデアを生み出す参考にはならないなと思いました。
著者と自分のタイプが大きく異なるからそう感じられるのかもしれませんが。