• 様々な本、様々な資格の話が盛りだくさん(の予定)

【仕事は楽しいかね?】レポート

【仕事は楽しいかね?】
デイル ドーテン (著), 野津 智子 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4877710787/

○この本を一言で表すと?

 とても読みやすいのに得るものが多い「チャレンジのすすめ」

○よかった点、考えた点

・「試してみることに失敗はない」という言葉をP.29で紹介し、その言葉に含まれる意味を本の後半で説明している書き方は面白いなと思いました。
試すレベルで始めることで、うまくいけばOK、うまくいかなくてもそこから学べることがコストより大きければOKで、うまく試すことができれば損はないということ、試すことは何度もチャレンジできる宝くじのようなものということは何かにチャレンジするときにとても心強い考え方だと思います。

・目標の大部分がすぐに陳腐化することと、その中で「明日は今日と違う自分になる」という目標が色褪せないことは両方とも納得できる気がします。
このことと、第11章の「もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?」という話で、自分の中で悩んだことが解決しました。
この本を初めて読んだ2003年頃、「とにかく人生の目標を立てることが大事」と周りが言っていて、その根拠に「7つの習慣」という本の「第二の習慣 目的を持って始める」を出す人もいました。
私自身はなんとなく違和感を感じていましたが、その違和感を共有できる人がいませんでした。
この本を読んで、「無理にひねり出すこともないだろうし、今はやりたいことができた時にそれをやる力がなくて後悔しないようにしよう。素晴らしいアイデアにふさわしい自分になっていよう」と考え、自分の中で整合性が取れるようになりました。
そこから「自分は器用貧乏なのだからいっそ器用貧乏を極めてみよう。必要なことを一通り学んでみよう。」となり、資格オタクの道を突き進むことになりました。

・第11章の「もし自分がコカコーラの創業者やリーバイスの創業者の立場だった時、そのチャンスを捕まえられるか」ということ、第13章の「新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。」などの既存のアイデアの組み合わせで新しいアイデアを出すという考え方などは、その後いろいろ人の話を聞くことやいろいろな本を読んで自分なりのアイデアの出し方に繋がることになりました。

・この本の邦題を決めたのが翻訳者なのか出版社なのか分かりませんが、題名だけで購入しそうな邦題をうまくつけたなと思いました。
「仕事は楽しいかね?」という問いかけは内容に全く関係ないわけではないですが、本筋には関係していないと思います。
ちなみにこのシリーズを「邦題(原題)」として並べると、「仕事は楽しいかね?(THE MAX STRATEGY)」「仕事は楽しいかね?2(THE GIFTED BOSS)」「決定版 仕事は楽しいかね?(BETTER THAN PERFECT)」です。

・今回数年ぶりに読み返してみて、今の自分の原点のかなりの部分がこの本にあったのだということを思い出しました。
私の人生を大きく変えることになった本は「7つの習慣」ですが、自分の人生の歩み方を決めるきっかけとなったのはこの「仕事は楽しいかね?」でした。