【仕事は楽しいかね? 2】 レポート

【仕事は楽しいかね? 2】
デイル・ドーテン (著), 野津 智子 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4877710833/

○この本を一言で表すと?

 「“ほんもの”の上司」「“ほんもの”の部下」についての本

○概要

・“ほんもの”の上司と“ほんもの”の部下が職場に求めることは同じ
 ⇒自由(管理がない、平凡でない、愚か者がいない)、変化、チャンス

・「並の上司」⇔「優れた上司」
 お役所的な体制に従う⇔お役所的な体制と戦う
 他社に負けない待遇を示して誘いをかける⇔才能を開花させる素晴らしい環境を示して誘いをかける
 明確な規則と規範を決める⇔規則ではなく高い規準を決める
 答えを教える⇔質問を投げかける
 部下の時間と努力を得る⇔部下の助力を得る
 チームプレーヤーを探す(組織内のポジションで探す)⇔同志を探す(上司・部下の上下関係がなくなる)

・一流の人材は職を持つのではなく才能を持つ。彼らが働く場を求めれば、やがてその才能は見抜かれ、望まれ、獲得される。

・有能な上司と部下は求職プロセスを逆転させることがある(部下が有能な上司を探し当てるなど)。有能な部下は探すことより探されることが多い(求人市場には存在しない)。

・優れた上司は部下に辞めようと思わせないか、高い規準にそぐわない部下を解雇する達人であることが多い。解雇する場合でも再就職まで面倒を見ることで残った部下と辞めた部下の両方から信頼を得る。

・優れた長所があってこそ、人は能力を発揮する。強みに焦点を当てて評価すること。

・仕事は楽しくなくてはいけない。職場から笑い声が聞こえてこなければ、やり方が間違っている。

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