【雑談力が上がる大事典—会話に困ったとき最初のひとことがスッと出てくる! 】レポート

【雑談力が上がる大事典—会話に困ったとき最初のひとことがスッと出てくる! 】
齋藤 孝 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4478027633/

○この本を一言で表すと?

 雑談のコツと例文を載せた本

○この本を読んで興味深かった点・考えたこと

・話題に困るケース、対応に困るケースを挙げて、その場合の対応について書かれていました。
どれもが「完璧!」とは思わないですし、ちょっとどうかと思う切り抜け方もありましたが、そういった場合にも切り返せる可能性があると知ること、自分なりの応用を考える元ネタにすること、などの意味で役立つ本だと思いました。

・こういった本を最も必要とするマニュアル人間タイプの人が読むとそのまま使って失敗するかもしれないなと思いました。
こういったノウハウ本でも自分で一歩進めて考える必要があるなと改めて思いました。

・雑談の5つのルール「雑談には中身がなくていい」「雑談はあいさつ+αで成り立っている」「雑談はサッと切り上げる」「結論やオチはいらない」「誰でも訓練すればうまくなる」は、前作の「雑談力が上がる話し方」でも載っていて、前作を読んだ時も分かりやすいなと思いました。

・雑談力が上がる9つのテクニック「相手の見えているところをほめる」「まずは肯定・同意をする」「質問で切り返す」「相手8対自分2で聞き役に回る」「相手との共通点を探して覚える」「時事ネタはすぐ使う」「日常の疑問はそのまま使える」「話題を連想して拡げる」はこの本の例題とその対応の元がシンプルに表されていて分かりやすいなと思いました。

・「場つなぎ雑談」「ビジネス雑談」「シンセキ雑談」「レンアイ雑談」とよくある(よく困る)4つのシチュエーションにまとめられている構成はうまく考えられているなと思いました。

タイトルとURLをコピーしました