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【親日指数世界一の国! インドネシアが選ばれるのには理由がある】レポート

【親日指数世界一の国! インドネシアが選ばれるのには理由がある】
茂木 正朗 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4526068659/

○この本を一言で表すと?

 とにかくインドネシア(特にジャカルタ)が大好き!という人が書いた本

○この本を読んで面白かった点

・「経済大国インドネシア」を参考文献に挙げているだけあって、統計情報などいくつも重複している箇所がありました。P.215,216ではインドネシアをもっと知りたい方に勧める本として紹介していました。

・ビジネスの観点でインドネシアやベトナムなどの国で気を付けるべきことや、インドネシア駐在経験者の体験談が載っていて面白かったです。

第1章

・本の題名の親日指数は2011年3月のBBCの「その国に対して肯定的か、否定的な印象を持っているか」という調査で日本に対して「肯定的」と答えた人が85%のインドネシアが一番高かったことから来ているそうです。

・「インドネシア駐在員は2度泣く」そうです。1度目はインドネシア駐在を命じられた時に悲しくて泣き、2度目は駐在を終えた時に離れがたくて泣くそうです。それだけ住みやすいのだとか。

第2章

・インドネシアはフェイスブック利用者人口が4,000万人で世界3位だそうです。(1位アメリカ、2位インド)

・インドネシアの通貨ルピアは3度あったそうですが、45%切り下げられても現地で生活していればそれほど影響が出なかったそうです。(諸物価や賃金が急に上がるわけではなく、徐々に上がるため)

・日本のメーカーがかなりインドネシアで認知されているみたいです。(味の素、ヤクルト、ポカリスエット、マンダム、ユニ・チャーム、サロンパスなど)

・インドネシアの課題や問題点がいくつも挙げられていました。(インフラの未整備、都市部への集中、ジャカルタの世界一の交通渋滞、不透明な政策・税制、コピー商品野放し)

・韓国人がインドネシアにかなり進出しているようです。(ビザ取得者は1万人強、未取得者が4万人以上)

第3章

・インドネシア華僑と現地プリブミはきれいに棲み分けられていて、人口比率3.5%の華僑がオーナー・管理職のほとんどを占め、インドネシア経験30年以上の著者でも一度も一般ワーカーの華僑を見たことがないそうです。

・著者の見るインドネシア人の印象は気質は日本人っぽく(安定志向、集団志向)、集まると中国人っぽい(マナー意識や環境意識ゼロ、過激な行動に走る)、あと多くの人が黒魔術を信じているそうです。

・著者とその周りが黒魔術の被害にあって白魔術で治療してもらったエピソードが書かれていて不思議なカンジでした。

・ハラル(Halal:許された)食品とハラム(Haram:禁じられた)食品に気を付けることが重要だそうです。味の素が製品そのものにはハラムに該当するものを使っていなくても製造工程で別の製品の製造過程でハラムに該当するものに関わる機械を併用していることで幹部4人が逮捕されるほど大問題になったそうです。

・インドネシアでは英語がほとんど通用しないため、現地駐在の日本人もインドネシア語を覚えるそうです。日常会話レベルなら習得が割と容易で、インドネシア語を話せると現地の人との距離がかなり縮まるそうです。(逆にマレーシアだと英語で通用するそうです)

第4章

・著者は鉛筆の軸版の製造でインドネシア華僑の経営者を助け、その企業は従業員5名から4,000名にまで大きくなったそうです。また、鉛筆の軸版製造時に発生するおが屑を粉砕して蚊取線香の原料にすることでリサイクル事業にも成功したそうです。

第5章

・インドネシアではイミグレーションの列に並ぶのが大変だそうですが、ガルーダ航空では機内イミグレーションをやってくれるため楽だそうです。

・日本のアイドルAKB48の姉妹グループJKT48(ジャカルタ)はインドネシアに進出している日本企業の宣伝などで活躍しているそうです。

・インドネシアでは最近マルチ商法が上陸して多いに流行しそうだそうです。

・インドネシアにセブンイレブンとローソンが進出しているそうです。コンビニの業態は内資100%でないと小売業の出店規制にひっかかるそうですが、カップラーメンを食べるためのテーブルを置いてレストランとして出店しているとか。