【モンゴル大紀行】
開高 健 (著), 高橋 昇 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4022615842/
○この本を一言で表すと?
作家のモンゴル釣り日誌兼モンゴル体験談の本
○この本を読んで面白かった点・考えた点
・文字がほとんどなく、写真集にコメントがある、といった態ですが、モンゴルの国土・風土が感じられるような写真がたくさんあってよかったです。
・著者が亡くなる2年前までこんな過酷な環境に釣りに行っていたというその心意気がすごいなと思いました。
生きたいように生きる、その生き様が格好いいなと思いました。
・著者がソ連崩壊前からソ連の動向を注視し、それに合わせてモンゴルも変わるからチンギス・ハンの陵墓の調査ができるのでは、と訴え続け、著者が亡くなった後にそのプロジェクトが動いたというのはすごいなと思いました。