【続・インドの衝撃】
NHKスペシャル取材班 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4163707107/
・「シャクティ・プロジェクト」で貧困層の人々を消費者としても販売者としても啓蒙して商圏を広げたヒンドゥスタン・リーバの戦略はすごいなと思いました。(P.14~)
・日清が4ルピー(10円)のラーメンを提供して挑戦していることを初めて知りました。(P.54~)
・たばこ会社であるITCが電子集会所を農村部に設置し、農村の収益を劇的に向上させるとともに、消費者としてもとらえてスーパーを併設する手法は本当にWin-Winのビジネスだと思いました。(P.61~)
・インドの製薬会社「ルピン」が日本の「共和薬品工業」を買収し、運営に関わってくるプロセスがすごいなと思いました。日本側の創業者一族の一人が他の幹部と同じ扱いになりながらも踏ん張っている姿は感動的でした。(P.92~)
・アメリカのミリオネアの10人に1人は印僑というのにはびっくりしました。大企業のトップ人材として活躍するインド人の「常に上を目指す精神」「理工系頭脳」はすごいと思います。(P.178~)
・「シリコンバレーのゴッドファーザー」といわれるカンワル・レキ氏の経歴、行動がすごいと思いました。TCP/IPを初めて実用化したのがこの人だということ、ウォール街でインド人のCEOなど考えられないとはじき出されたこと、「TiE」というインド人起業家ネットワークを立ち上げ、数千人という起業家をメンタリングしてきたこと、どれもとんでもないなと思います。(P.190~)
・印僑の人材争奪戦がすごいと思いました。トップ人材をトップ人材が引き抜き合う様子は日本ではあまり考えられないように思います。(P.234~)