【ロッテを創った男 重光武雄論】簡易レポート

【ロッテを創った男 重光武雄論】
松崎 隆司 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4478109559/

○この本を一言で表すと?

 日本と韓国のそれぞれで大企業になったロッテの創業者の伝記の本

○よかったところ、気になったところ

・ロッテはお菓子の会社だと思っていましたが、韓国に関する本で財閥とされていて、どういうことか気になっていましたが、生まれてから亡くなった後まで追いかけたこの本でどういう経緯があったのか理解できました。

・ガム、チョコレートなど進出する分野の専門家を招いて品質で勝負するやり方で何度も勝ち抜いてきた手法はすごいなと思いました。

・日本で景表法が成立するきっかけになったキャンペーンを打ち出したり、マーケティング面でも優れていた人だなと思いました。

○つっこみどころ

・帯の「謙虚になれよ」の言葉通りに半ばころまでほぼ活動していた人だと思いますが、人生後半はかなり強圧的で兄弟が全員離れるなど、謙虚とは言い難い人になっていたと思いました。

・ミスロッテの韓国第1回の優勝者を愛人にして子供を作った描写が1行で触れているのみだったのが印象的でした。
本題じゃないということかもしれませんが、家系図を見て気になっていたので少し残念に思いました。

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