【この国を出よ】
大前 研一 (著), 柳井 正 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4093897298/
○この本を一言で表すと?
日本、日本企業、日本人へのダメ出し本
○よかった点
・経営コンサルタント、経営者の視点からの「各自の経験に基づく考え」を知れたのがよかったです。
・「現状分析」「国家」「企業」「個人」で大から小にブレイクダウンしながら問題提起して、その後で「個人」「企業」「国家」で小から大に積み上げて提言しているのが理解しやすかったです。
・日本だけの活動では限界があることについての気付きが得られました。(日本での活動をベースにするとしても海外を競争相手、顧客等の利害関係者として認識すべき)
・自分でなんとなく考えていることと意見が一致していると「そんなに間違っていなかったかな」と満足感を得られました。
・各国と日本との比較で、根本・土台に目を向けていないことの弊害の実例について知ることができました。
○参考にならなかった所、または突っ込みどころ
・大前さんは自分大好き人間だなと思う記載が随所にありました。(能力があり、実績も出して凄いと思いますが、個人的には付き合いづらそうな人だと思いました)