【勝ち続ける意志力】レポート

【勝ち続ける意志力】
梅原 大吾 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4098251329/

○この本を一言で表すと?

プロ・ゲーマーが勝ち「続ける」ために何をしてきたかを書いた本

○よかった点・考えた点

・自分は何が好きなのか、何ができるのかを追求し続けた人が、いろいろな転機になった時期に何を考え、どのように行動したのかが書かれていてとても熱い内容だなと思いました。

・梅原氏の両親の「子供がやりたいことについて口出ししない」という姿勢について、ここまで徹底できる親はなかなかいないのではないかと思いました。

第一章 そして、世界一になった

・自分より才能ある者に出会った時の挫折感や、周りと自分が違うことによる焦燥感など、私にも身に覚えがあって共感できました。
私の場合は周りに合せようとして失敗し続けた上での挫折感がありましたが、梅原氏のとことんまで一つのことを追求し続けたところはすごいなと思いました。

第二章 99.9%の人は勝ち続けられない

・勝ち「続ける」ためには王道しかない、ということは私も自分自身の経験から学びました。
私の場合は、たまたま自分たちが立ち上げた事業がうまくいって、その事業が傾いていった時に何もできなかった時の無力感から、何度やってもうまくいくだけの力をつけようと努力することに繋がりました。
自分を変化させ続けること、どれだけ殴られても何度も諦めずに立ち上がることなどは自分でも意識していますが、梅原氏を見習ってもっとがんばりたいなと思います。

第三章 ゲームと絶望と麻雀と介護

・ゲームの世界に絶望して、麻雀の道に入ってその道を究め、また麻雀の道にも絶望して介護の仕事を始めたというのは、なかなか波乱の二十台だなと思いました。
何に対しても徹底的に取り組む梅原氏が挫折も経験しているというのは、梅原氏の人間力にも繋がっているように思いました。

第四章 目的と目標は違う

・夢を持つことの難しさの話は自分も考えたことがあり、共感できました。
無理をしないレベルでがんばること、量より質、10年続けられる努力の話は、重要だと思いながらもなかなかできないことで、その重要性が身に沁みます。

・団子屋のおばあちゃんが毎日同じことを続けることが大変と言っていて感銘を受けた話や自分のサイクルを作ることが大事という話も自分にはできていないことでがんばろうと思いました。

第五章 ゲームに感謝

・誰だって迷い、悩んでいること、その時期がそれぞれで違うだけであることは、分かっていてもなかなかそう客観的にみられず、自分が悩んでいる時や他人が悩んでいる時にそのことに思いを巡らすことは難しいですが、それができている梅原氏の人間力はすごいなと思いました。

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