【企業変革力】レポート

【企業変革力】
ジョン・P. コッター (著), 梅津 祐良 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4822242749/

○8つの間違い

1.従業員の現状満足を簡単に容認する
2.十分なパワーを備えた変革推進のための連帯チームを築くことを怠る
3.ビジョンの重要性を過小評価する
4.従業員にビジョンを十分に伝達しない
5.新しいビジョンに立ちはだかる障害の発生を許してしまう
6.短期的成果をあげることを怠る
7.早急に勝利を宣言する
8.変革を企業文化に定着させることを怠る

○変革を推進するための8段階のプロセス

1.危機意識を高める・・・変革の前提

 現状満足意識の増大(P.70)⇒危機意識を高める(P.78)

2.変革推進のための連帯チームを築く

  築く要件(ポジション・パワー、高い専門知識、信頼感、リーダーシップ P.99)
  望ましくない資質(大きなエゴを発散、不信感を生み出す)
  築く(適切な人材を選ぶ、メンバー間の信頼感を築く、共通の目標を立てる P.113)

3.ビジョンと戦略を生みだす

 専制・マイクロマネジメントではなくビジョンで人々の抵抗を克服する(P.117)
 ビジョンの効用:意思決定を容易にする。正しい方向を目指して行動を取ることを促す。さまざまな人材の行動をまとめ上げることができる。(P.117,118)
すぐれたビジョンの特徴(P.122)、基本的な質問(P.126)
焦点、柔軟性、コミュニケーションの容易さが大事(P.130)
ビジョン作成プロセス(P138)

4.変革のためのビジョンを周知徹底する

ビジョンコミュニケートの困難さ(P.149)
コミュニケートの条件(P.150)

5.従業員の自発を促す

エンパワーメント阻害要因(組織構造、スキル、システム、上司 P.173)
変革推進に向けて人材をエンパワー(P.194)

6.短期的成果を実現する

短期的成果の影響(P.199)、短期的成果に伴う意義(P.204)
リーダーシップ・マネジメントと企業変革の関係(P.215)

7.成果を活かして、さらなる変革を推進する

相互依存的な諸システムの変革は困難(P.227)
成功を収める変革では何が進行しているか(P.238)

8.新しい方法を企業文化に定着させる

企業文化の構成要素(P.246)⇒文化変容は最終段階
変革を企業文化に定着させる(P.261)

総括

20世紀型企業と21世紀型企業(P.284)
継続的学習の価値(P.291)⇒促す習慣的行動(P.297)

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