【Founders at Work 33のスタートアップストーリー】簡易レポート

【Founders at Work 33のスタートアップストーリー】
Jessica Livingston (著), 長尾高弘 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4048703668/

○この本を一言で表すと?

 33のここ30年以内に創立された企業のスタートアップにおける苦労話集の本。

○考えたこと

・33の企業の設立経緯や苦労話が詰め込まれていてかなりボリュームのある本で、読むのに時間がかかりました。

・全体としてベンチャー・キャピタル批判をしている企業がほとんどで、必要な投資と受けられるチャンスのある投資の間のギャップが様々な企業を通してよく分かりました。

・この本で挙げられた企業が別の挙げられた企業を批判しているところがいくつかあったり、インタビュアーのリビングストン氏がかなりキツイ返し(「バカなのか?」「全然わかっていないな!」など)を受けていたり、臨場感あふれるインタビュー集でした。

・スタートアップ期までに別の事業経験や就労経験を積んでいる人は最初からうまく回していて、そうでない学生起業の人はスタートアップ期から先の段階にステップアップするあたりで大きく躓いていることが多いなと思いました。ただ、全体的に綿密な事業計画を最初に立案してから始めるようなところはほとんどないなと思いました。

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