【フェイスブック 若き天才の野望  他5冊】レポート

【フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた) 】
デビッド・カークパトリック (著), 小林弘人 解説 (その他), 滑川海彦 (翻訳), 高橋信夫 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4822248372/

○この本を一言で表すと?

 フェイスブックの創業前から2010年までを徹底的に取材されて書かれた本

○この本を読んでよかった点

・ビジョンが先にあってひたすらその方向に向けて動いたザッカーバーグと、その動きから派生した状況にどう対処していったかが分かって大変面白く、また勉強になりました。

・その時々の状況が目に浮かぶような細かい記述のおかげでフェイスブックを運営していく様がよく分かったように思います。この本の著者の取材力はすごいな、と思いました。

・シリコンバレーの投資家の動き方なども書かれていて、シリコンバレーのダイナミックさありありと伝わってくるようでした。

・グーグルやマイクロソフトがいろんな企業を買収していることがよくニュースででますが、その買収がどのように行われるか、その雰囲気を知ることができたように思います。

【facebook】
ベン・メズリック (著), 夏目 大 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4903853853/

・Facebookの創業メンバーでザッカーバーグについていけなかったエドゥアルド・サベリンの視点から書かれていて「フェイスブック 若き天才の野望」との対比が面白かったです。

・Facebookの主要なメンバーに取材「できなかった」人が書いたらしい憶測っぽい話が多く、荒い内容が多かったですが、「フェイスブック 若き天才の野望」でほとんど触れられていない人(エドゥアルド・サベリン、ウィンクルボス兄弟など)の描写が面白かったです。

【Facebook 世界を征するソーシャルプラットフォーム】
山脇 伸介 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4797363428/

・マスメディアの人の立場からFacebookについて書かれていて新鮮だなと思いました。

・「第5章 フェイスブックの陥穽」で書かれていたFacebookが原因となった犯罪などが印象深かったです。
あと、依田さんの名前がなかなか登録できなかったエピソードは面白かったです。(Yodaでスターウォーズのヨーダのネタだと判断されたため)

【ソーシャルメディア革命】
立入 勝義 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4887598920/

・Facebookもソーシャルメディアの1つとしてソーシャルメディア全体について触れられていた本でしたが、海外在住日本人ブロガーの視点から見た日本の状況が書かれていて面白かったです。

【キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる】
佐々木 俊尚 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4480065911/

・ソーシャルメディアという括りよりももっと大きな括りで「キュレーション」という概念に触れられていて、「コンテンツよりもキュレーション」と書かれているのが斬新だなと思いました。
「視座」の当て方しだいで物事が違って見えるという当たり前のことが、それこそ「視座」が違ってみえる本でした。

【ドラゴンフライ エフェクト ソーシャルメディアで世界を変える】
ジェニファー・アーカー (著), アンディ・スミス (著), 阿久津 聡 (監修), 黒輪 篤嗣 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4798123625/

・FacebookのCOOシェリル・サンドバーグが推薦文を書いているのが面白かったです。

・ソーシャルテクノロジーを利用して、実際に人が動くところまでのプロセスとその各段階の手法について書かれていて実践的な本だなと思いました。

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