ゼミナール マーケティング入門「第10章 プロセスとしての競争」

【ゼミナール マーケティング入門】
石井 淳蔵 (著), 嶋口 充輝 (著), 余田 拓郎 (著), 栗木 契 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/453213272X/

第10章<プロセスとしての競争>

○新機軸を生む出す競争

競争の役割=構造としての競争(静的)⇔プロセスとしての競争(動的)⇒新たな知識や情報を生み出す(ハイエク)(P.299)

○プロセスとしての競争

1.企業の個性をつくり出す競争
競争を通じた対話(P.303)⇒機軸を別にして違う土俵での競争・・・が発展

2.産業の枠組みを構成する競争
メタ競争⇒システムアップ(拡大)・システムダウン(縮小)(P.308)
⇒システムの状況を決める競争要因(P.311)

3.戦略的ジレンマを生み出す競争(P.313)
事業優位が足かせに。。。


<演習問題>

1.「構造としての競争」と「プロセスとしての競争」との違いを説明しなさい。


構造としての競争は静的、プロセスとしての競争は動的。
環境が変わらないか(所与の条件でマーケティング構築)、環境が変わるか(柔軟さが必要となる)で異なる仕組み

2.職場や学校などといった身近な環境で、「競争」がどのような役割を果たしているかを検討しなさい。


標準化された業務⇒職員として特色を出すなら業務外の知識、経験、スキルが必要
 ⇒語学、他資格、他技能に習熟

3.産業の枠組みが大きく変化した具体的な産業の事例を取り上げ、そのなかで企業のマーケティングがどのように変化したかを検討しなさい。


音楽業界
CDからダウンロードへ(mp3化)
iPod等の破壊的イノベーションの出現
既存産業でも工夫(AKB48の特典戦略 等)

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