• 様々な本、様々な資格の話が盛りだくさん(の予定)

【激動!中国の「現在」がわかる本 他6冊】レポート

【激動!中国の「現在」がわかる本】
株式会社レッカ社 (著, 編集), 天児 慧 (監修)
https://www.amazon.co.jp/dp/4569674046/

○この本を一言で表すと?

 中国の各地域について概要がわかる本

○この本を読んでよかった点

・政治体制、民族構成、行政区画など、中国の構造の概要が理解できました。

・広東省が最もGDPが大きい行政区画で、山東省が2番目ということを初めて知りました。(上海、北京などの有名な都市が突出しているものと思っていました)

・各行政区画の略称に春秋戦国時代や三国志時代の名残が残っていて面白いなと思いました。(河北省⇒冀、山西省⇒晋、山東省⇒魯、四川省⇒蜀、陝西省⇒秦、)

・コラムで中国料理の分類や言語の分類が載っていて、自分が知らない区分だったので勉強になりました。

・名前だけ知っていて位置関係を知らない地名の場所が分かってよかったです。

・想像していたよりも更に行政区画ごとに特徴があって面白かったです。

【「今の中国」がわかる本―この100年で中国に起こったこと、そして、これから起こること】
沈 才彬 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4837976166/

・アメリカが中国で有名な清華大学の元になる清華学堂を設立していたことを初めて知りました。(P.28~)

・1820年(アヘン戦争の20年前)は中国のGDPが世界最高レベルだったというのを初めて知りました。(GDPシェア・・・中国28.7%、イギリス5.2%、アメリカ1.8%、日本3.1%)(P.80~)

・中国が大躍進運動や文化革命運動と政策的鎖国により沈んだ状態から、改革開放路線と敵を作らない外交で方針転換して持ち直した鄧小平はすごいと思いました。(P.89~)

・2003年のBRICsのレポートで2016年に中国のGDPが日本を抜かすと書かれていて、2007年出版の本で2013年に修正され、実態はもっと早くなったというのが面白いなと思いました。(P.116~)

・「腐」の字は府(政府)に肉を賄賂として送ることを語源としているので、肉を今に合わせて金と女に文字を変換してしまえ、という話は同じ漢字の国でないと分からない話だなと思いました。(P.166~)あと腐敗幹部4000人の国外逃亡で500億ドル以上が海外に流出しているというのはスケールが大きな話だと思いました。(P.177~)

【本当はどうなの?これからの中国】
朱 建榮 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4806132810/

・地域別の中国人との付き合い方が載っていて面白かったです。中国人は中国人であることよりも地方人であることを大事にしていて、中国の地方の違いはヨーロッパの国家の違いよりも大きいというのが面白かったです。(P.28~)

・中国で使われている漢字で、日本で学んだ和製漢字があるというのが面白かったです。(「○○主義」「経済」「人民」など)(P.174~)

【そうだったのか! 中国】
池上 彰 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4087465454/

・中国の大躍進で数千万人が死亡したという話は知っていましたが、その詳しい内容は知りませんでした。「密植(同じ種類の作物を密集して作れば収穫量が増える)」「農地深耕(農地は深く掘れば掘るほどいい)」「農地管理(固定的で過剰な輪作)」「作物保護(スズメを人力で退治して逆に害虫が増加)」「水利灌漑(人力で灌漑作業をやって失敗)」「土法高炉(裏庭で製鉄ができると言い張り、逆に鉄製品を溶かしてごまかす)」(P.72~)

【図解でわかる 中国の有力企業・主要業界】
金 堅敏 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4534047827/

・中国の大企業のほとんどが「国有資産監督管理委員会」が保有する持ち株会社が保有する事業会社・・・という構造になっていることを初めて知りました。「中国企業は知財戦略に力を入れている」という記述がよく出てきますが、Yahoo!Japanなどの日本寄りのニュースをよく見ているせいか、鉄道会社のところで書かれてあったのを見たときは苦笑いしてしまいました。

【習近平時代の中国―一党支配体制は続くのか】
佐藤 賢 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4532354757/

・中央政治局常務委員会とその構成員とその背景など、今まで知らなかったバックボーンを知ることができました。書名から次の共産党総書記である習近平について詳しく書かれているのかと思っていましたが、習近平「体制」について書かれている本でした。

【中国共産党 支配者たちの秘密の世界】
リチャード・マクレガー (著), 小谷まさ代 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4794218265/

・イギリス人ジャーナリストが「中国共産党」を徹底的に追った本でした。中国内部における共産党のイメージなどが生々しく書かれていて面白かったです。三鹿の毒ミルク事件の背景など、最近のトピックも書かれていてニュースを見ただけでは分からないことを知ることができました。