【IMFと世界銀行の最前線 日本人職員がみた国際金融と開発援助の現場】簡易レポート

【IMFと世界銀行の最前線 日本人職員がみた国際金融と開発援助の現場】
井出 穣治 (著), 児玉 十代子 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4535557837/

○この本を一言で表すと?

 IMFと世界銀行に勤務しているそれぞれの著者が実態をレポートした本

○よかったところ、気になったところ

・IMF、世界銀行の名前はよくニュースや本で出てきますが、組織の実態や目的、何をやっているのか等はあまり知りませんでした。
組織の成立から役割、職員の仕事まで述べられていて興味深く、知らないことばかりで勉強になりました。

・IMF、世界銀行はアメリカの言いなり、ほぼアメリカの機関と書かれていた本を読んだことがありますが、そう言われそうな理由と、異なる実態を知ることができました。

・内部の人なので批判は控えめでしたが、書かれている批判は割と根本的で深刻だと思いました。

・世界銀行の支援先として中国が未だに上位に入る理由が説明されていて、そういうことかと納得できました。

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