【明治の技術官僚】簡易レポート

【明治の技術官僚 近代日本をつくった長州五傑】
柏原 宏紀 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4121024834/

○この本を一言で表すと?

 長州五傑の人生を通して明治の技術官僚の歴史を述べた本

○よかったところ、気になったところ

・「長州ファイブ」と映画にもなった長州五傑の伊藤博文、井上馨、山尾庸三、井上勝、遠藤謹助の5名をクローズアップして、政治家と官僚の関係や事務官僚と技術官僚の関係を描き出していました。

・欧州密航した長州五傑のうち、1年も経たないうちに帰国した伊藤博文、井上馨が政治家として大成し、現地で何年も学習して技術を身に着けた他の3人は特に出世を望まず、技術官僚として働き続け、明治20年代には新しい技術についていけずに職を離れていった、という進路の違いが興味深かったです。

・明治政府の、工部省などの各省でどのような活動をしていたのか、省庁間でどのようなやり取りがあったのかなどが細かく記述されていて、当時の政府運営の動向がよくわかって面白かったです。

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