【非認可の世界 世界最大の秘密の暴露】レポート

【非認可の世界 世界最大の秘密の暴露】
スティーブン・M・グリア (著), グレゴリー・サリバン (編集), 知念靖尚 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4899765215/

○この本を一言で表すと?

 戦時からのET・UFO情報とそれらに関するアプローチの本

○よかったところ、気になったところ

・子供の頃以来、宇宙人・UFO等に関する本を久しぶりに読みました。
こういった本を読む作法がよくわかっていないので、「とりあえず信じる視点」「一部信じる視点(政府を探って死亡したのは本当でも、それはET・UFO関連ではなくそれ以外のものを探っているとみなされたから、等)」「疑う視点」の3つの視点で読んでみました。

・ET・UFOに関する証言について戦時から現代まで紹介されていて、こういった情報が大元だったのだなと初めて知りました。

パート1 UFOとET:機密ファイル 史実と証言

・パート1はほとんどET・UFO関連で、ごく一部テスラがゼロポイントエネルギーを見つけていた等の記述があるといった配分でした。
ET・UFOを逆行分析(リバース・エンジニアリング)した結果、人類は戦時から一般に知られていない技術を持っていて、目撃されているUFOの一部は人間が作ったものだということ、現代で使用されている資源を消費することなくエネルギーを供給できる能力があることなどが主題でした。

・隠蔽されている技術を知ってしまった時、探ろうとした時、公開しようとしたときは政府や軍産複合体が妨害し、時には当事者を殺害することで隠してきたというエピソードが語られていました。

パート2 第五種接近遭遇CE-5 平和のための人類主導による地球外知的生命体とのコンタクト

・パート2では著者が明晰夢でETとコンタクトを取れること、呼び出すことができることが述べられていました。

パート3 ディスクロージャーへの道 1人の町医者が大統領へ状況説明を行う立場になるまで

・パート3では大統領でも知ることができない極秘情報であるET・UFOに関して公開するには、著者を始めとした民間の人間が動くしかないと述べられていました。

パート4 宇宙に展開する策略 究極の偽旗作戦

・パート4ではパート1でも書かれていた政府や軍産複合体がET・UFOを隠蔽しようとしていることが述べられていました。

パート5 行動計画 私たちが望む未来を確実にするために……

・パート5ではET・UFOに関する情報、技術の公開によって得られる社会的利益と公開のための行動指針について述べられていました。

○つっこみどころ

・精度の悪い自動翻訳のような文章で、誤字だけでなく日本語として成り立っていない箇所も多く、非常に読みにくかったです。

・パート1の証言からパート2以降のET・UFOへのコンタクト方法・経緯は急に話が飛んだように思いました。
パート1は証言の積み重ねでしたが、パート2から急に精神世界系の怪しい内容になっていて驚きました。

・パート5は新興宗教、思想団体の勧誘のような内容だなと思いました。
ニューアース・インキュベーター基金の目的で2年以内にプロトタイプを持つと書かれていますが、この本の原書が出版されたのは2017年でとっくに過ぎているなと思いました。

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