
【ウクライナ戦争の200日】
小泉 悠 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4166613782/
○この本を一言で表すと?
ウクライナ戦争について様々なジャンルの人と対談した本
○よかったところ、気になったところ
・戦争についての専門家だけでなく、それ以外のジャンルの人との対談もあり、様々な論点で語られていて面白かったです。
・東浩紀氏との対談で、「ホモ・デウス」や「ポスト・ヒューマン」などが示唆した未来と、人間の原始的な行動が改めて見られたウクライナ戦争との差異は興味深いなと思いました。
・昔読んだ『「今のロシア」がわかる本』で、ロシア人のあるもので何とかする能力、宇宙ステーションでも酒を飲みながら古いテレビを扱うのと同じような感覚で修理をするなどの話がありましたが、ウクライナ戦争でも古い兵器を持ち出して運用しているらしく、そういった点は継戦能力等の強さにつながっていそうだなと思いました。
・以前、今回の課題本の著者の本やハイブリッド戦争に関する本などを読みましたが、著者の本以外では兵器戦以外がメインになるという内容が多く、その点ではウクライナ戦争を見ていると著者の視点が一番近かったのかなと思えました。
・イタリア、中国、ドイツから見た視点もあるのが面白いなと思いました。
同じように共産主義が絡んだ・絡んでいる国家でも背景が異なれば大きく変わるのだなと興味深かったです。
・どこに書いてあったか憶えていないのですが、情報に関するリテラシー、感度が浅く、トンデモな情報や表面的な情報を真に受けて判断する人達が多いことなどが書かれていて、それは自分自身も含めて結構ありそうな話だと思いました。
