【八甲田山死の彷徨】レポート

【八甲田山死の彷徨】
新田 次郎 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4101122148/

○この本を一言で表すと?

 準備と指揮命令系統徹底の重要性がこれでもかというくらいわかる本

○よかった点

・達成するべき事項についての周知徹底と準備が重要であることを2つの対照的な隊を通してよく分かりました。

・指揮命令系統を乱すことがどれだけ致命的なことなのかを理解することができました。複数階層ある企業組織なら割とありがちで、私自身も身に覚えがあります。

・太平洋戦争前くらいから存在した「空気(暗黙の逆らえない流れ)」が描かれていて面白かったです。(P.152)

・全体を通して自然の恐ろしさや異常事態における人間の行動がリアルに伝わってきました。(雪山でのトラブル、遭難時の異常行動、人格者と言われていた徳島大尉の村人に対する扱いなど)

○参考にならなかった所、または突っ込みどころ

・一応フィクションという扱いで名前を変えて小説にしているのかもしれませんが、ある程度史実に即している以上モロバレであまり意味がないと思いました。

・かかわった当事者で報われた人がほとんどおらず、救いのない話だなと思いました。

○実践してみようとおもうこと

・未知のことも含む達成すべき事項があった場合、入念な想定をした上で準備して臨みたいと思います。

・チームで何かを成し遂げる場合の伝達事項の周知徹底には気を付けたいと思います。

・組織における指揮命令系統をはっきりさせることには気を付けたいと思います。また、部下に委任する場合は権限委譲範囲の合意を徹底したいと思います。

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