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【暴君】レポート

【暴君 新左翼・松崎明に支配されたJR秘史】
牧 久 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4093886652/

○この本を一言で表すと?

 松崎明という人物を中心に語られた左翼史の本

○よかったところ、気になったところ

・動労、JR労組を主導した松崎明の動きを中心に国鉄・JRの歴史や革マルの歴史が語られていました。

・自分が生きている時代にこれだけのことがあったのかと思えるほど、内ゲバによる殺傷、革マルの大規模盗聴など、様々な事件の経緯や背景などに触れられていました。

・革マルの「のりこえ」と「もぐりこみ」の戦略が、21世紀になっても進められていたというのには驚きました。

・JR各社で松崎派の労組と反松崎派の労組のどちらが主流かが異なり、争っているというのは初めて知りました。

・松崎明が委員長・顧問から外れても尊重することがJR東労組の正式な方針になったり、文春をキヨスクで売らないという言論弾圧を行ったり、平成になってもかなり活発な動きだなと思いました。

・「警察庁長官」で偉大な先輩として紹介されていた秦野章元警視総監が、松崎明とかなり仲が良かったことが何度も述べられていました。警察キャリアの先輩・後輩の関係はかなり強そうで、松崎明に対する捜査への長期にわたる牽制になっていそうだなと思いました。

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