
【日本半導体復権への道】
牧本 次生 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4480074422/
○この本を一言で表すと?
半導体業界で働き続けた著者の自讃多めの業界本
○よかったところ、気になったところ
・著者は日立とソニーで半導体に関わり続けた人でした。
・かなり自讃の激しい内容でしたが、最後に著者の自伝のような章があり、「ミコロビシオキ」の起伏の激しい人生と日本半導体の景気の起伏の同期が興味深かったです。
・半導体が国家トップのマターで、米中を始めとして国家トップが半導体政策を重視しているのに対し、日本の国家の無関与ぶりが強調されていました。
・日本が半導体の部品や製造機械などの上流では強いこと、半導体自体の生産や半導体需要ではかなり弱いことが提示されていました。
・最新の性能が求められるモア・ムーア型の半導体とそうではないモアザン・ムーア型の半導体があり、後者が大部分を占めるロボティクスにおいて日本が復権できる可能性がある、と主張されていました。