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【近代日本の官僚】レポート

【近代日本の官僚 維新官僚から学歴エリートへ】

清水 唯一朗 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4121022122/

○この本を一言で表すと?

 近代日本の政治家ではなく官僚に焦点を当てた本

○よかったところ、気になったところ

・明治以降の日本を支えてきた官僚について、その仕組の変遷などに注目し、維新政治家より維新官僚に焦点を当てて書かれた本でした。

・明治維新後、どのように政府が組織として活動できたのか、維新志士以外の動きがよくわかっていなかったのですが、どのように組織で動く官僚を確保し、育てていったのかが詳しく書かれていて疑問が晴れました。

・最初は藩から人を出させ、藩の人材から政府の人材に移していき、人材を育成するために大学制度を整え、大学だけでは学べないことを留学で学ばせていったこと、その後試験制度を確立し、様々な人材を政府に流していったことなどがよくわかりました。

・あの鳩山兄弟の曽祖父鳩山和夫がかなりクローズアップされていました。
鳩山和夫は藩の事情で年少で選抜され、ものすごい学習能力で最底辺の組から上に上がっていき、小村寿太郎のライバルになったそうです。

・試験制度が始まった頃、明治28年大学卒の二八組という同年代の会があり、そこに幣原喜重郎もいたそうです。
幣原喜重郎は二八会ではあまり有名な存在ではなく、二八会で有名なのは首席争いをした浜口雄幸と小野塚喜平次の2人だったそうです。

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