【グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ】
スティーブン・レヴィ (著), 仲達志 (翻訳), 池村千秋 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4484111160/
○この本を一言で表すと?
Googleの創業経緯から今までの経緯を技術的側面も含めて書いた本
○この本を読んでよかった点
・Googleの創業者の来歴や人物像、Googleに参加した人たちの動きなどが見ることができてよかったと思います。
・気になっていた検索の仕組み、広告の利益モデルの仕組みなどがどのような経緯で考案され、実装されるに至ったが分かってよかったです。
・Googleの文化がどのようなカンジか、それを感じることができてよかったです。
・中国での経緯はネットのニュースで撤退したことを知っていたくらいだったので、どのような経緯があったのか知ることができてよかったです。
・思い切りこけたように思える「Google+」が結構真剣なプロジェクトだったのだなと思いました。
Googleがいいタイミングで参入できたがしなかった(できなかった)分野としてTwitterやSNSが挙げられていましたが、そのあたりの背景が分かってよかったです。
【グーグル革命の衝撃】
NHKスペシャル取材班 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4101283710/
・2007年に書かれた「グーグル革命の衝撃」で、2011年に出版された「グーグル ネット覇者の真実」と同レベルの取材がなされていると思えました。
内側で密着取材したスティーブン・レヴィ氏と同レベルの取材ができるとはNHKの人たちはすごいなと思いました。
・Googleの採用の文化(学校の成績まで提出させ、高学歴者でありかつGoogleに合った人を採用する)はFacebookの文化(学歴よりどれだけのめり込めるかで採用)とは似ているところはあるものの決定的に違うカンジがしました。