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【経済社会の学び方】レポート

【経済社会の学び方 健全な懐疑の目を養う】
猪木 武徳 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4121026594/

○この本を一言で表すと?

 経済社会学、経済学の知見と研究を中心として考え方の考え方について述べられた本

○よかったところ、気になったところ

・物事の考え方自体を考えるような、広い視野、深い視野での考え方が学べる本であるように思いました。
新書とは思えないような深みのある本だったと思います。

・方法論、理論について、その前提なども考慮して盲目的な目で見ないことをプロクルーステースの寝台の例えなどで何度も提起していました。

○つっこみどころ

・本のタイトルと本の内容があまり一致していない様な違和感がありました。
「経済社会学」に関する知見の紹介と研究過程・考え方を述べる本だから「経済社会の学び方」なのでしょうか。
「経済社会」は経済を中心とした社会のことで、それに関する考え方・研究方法について説明している箇所もあるので誤りではないと思いますが。副題の「健全な懐疑の目を養う」の方が主題であるように思えました。

・自然科学と社会科学を対比させるためか、自然科学の書かれ方が不自然に思えるところがありました。
完全に類推可能、再現可能、不確実性がないとまでは述べていませんが、自然科学も誤りや重要な例外が発見され、それまでの考え方を包含するような理論が生まれているので、自然科学と社会科学の類似性も相当にあると思います。
混同しないように、ということを主張するために一面を採り上げるような意図だったのでしょうか。

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