【和食の地理学 あの美味を生むのはどんな土地なのか】
金田 章裕 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4582859623/
○この本を一言で表すと?
農地メインの文化景観、文化的景観視点の本
○よかったところ、気になったところ
・「地形と日本人」の3ヶ月後に出版された本で、「景観からよむ日本の歴史」の方と重複の多い、農地メインの文化景観、文化的景観についての本でした。
・食材の種類ごとに章立てられ、その食材の歴史と地理について説明されていました。
・著者の食に関する好みや個人的なエピソードが多く、エッセイのような印象のある本でした。
著者が好きなもの、酒の肴になりそうなものだけでなく、著者が好まないもの、苦手な食材についても詳しく説明されていたのが面白かったです。
○つっこみどころ
・あまりまとまりがなく、地理を学んだという実感は薄い本でした。