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【「ユダヤ人とイスラエル」がわかれば「世界の仕組み」が見えてくる 】レポート

【「ユダヤ人とイスラエル」がわかれば「世界の仕組み」が見えてくる 】
宮田 律 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4847060555/

○この本を一言で表すと?

 イスラエルとイランの対立について触れた本

○この本を読んで興味深かった点・考えたこと

・イスラエルとイランの立ち位置について触れられていました。
ニュースベースのトピックが多くて初めて知ったこともあったので詳しくなれたように思いました。

第1章 イスラエルとイランはいま第2章 イスラエルとイランの衝突

・イランとイスラエルがそれぞれ相手を相当に意識していること、イランの核問題がイスラエルにとってかなりの脅威として捉えられていることなどが述べられていました。

第3章 反ユダヤ・嫌ユダヤの衝突

・宗教改革のルターがユダヤ人を徹底的に嫌って批判する著作をいくつも出していたのは初めて知りました。
イエス・キリストを死に追いやったのがユダヤ人とされ(実際に手を下したのはローマ側ですが)、キリスト教国から弾圧対象になり、十字軍遠征の時に異教徒としてついでのように虐殺されていたというのは宗教上の利害関係があれども悲惨だなと思いました。

第4章 第二次世界大戦中のユダヤ人

・各地域でのユダヤ人への弾圧の状況が書かれていました。
ユダヤ人がユダヤ人を売って小を切って大を採るようなことがあったというのは処世術としては正しいのかもしれませんが、酷い世界だなと思いました。

第5章 「金貸し」のユダヤ人

・どこでも差別の対象になっていたユダヤ人が、その中でも自分たちが活躍できる環境を見つけ、子弟への教育を熱心にやっていたことで成功してきたこと、アメリカという新天地で一気に成功する人が増え、イスラエル・ロビーとして政治に影響を与えるようにまでなったことは、やっていることの善悪はともかくとしてすごいなと思いました。

第6章 イスラエルの過激集団

・モサドの暗殺ぶりがかなり露骨ですごいなと思いました。聞いたことはありましたが、イスラエルへ攻撃してきた国家・集団に対し、徹底的に暗殺を続けることで手を出しにくくするというのは、かなり思い切った手段だと思いました。

○つっこみどころ

・かなりひどい構成で、短文が羅列されていてまとまりがなく、非常に読み取りづらかったです。
他の章で書かれたことがそれほど意味もなく重複して何度も書かれているところが散見されました。
同じ著者の別の出版社から出ている本を読んだ時はそのようなことは思わなかったので編集者が悪いのでしょうか。

・タイトルの割にイランのことばかり触れていたように思いました。
著者の他の著作では中東の各国について触れていたので、そちらの方が近しいのかなと思いました。

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