【離婚の経済学 愛と別れの論理】
橘木 俊詔 (著), 迫田 さやか (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4065191513/
○この本を一言で表すと?
離婚について統計・調査から分析した本
○気になったところ
・明治時代は離婚が多く、1898年(明治31年)の民法制定でかなり減少した。
・妻の収入が夫の収入を超えると夫は不倫に走りやすい傾向がある。
・日本では妻から離婚を申し立てる場合が多い。
・離婚後養育費が支払われる可能性はかなり低い。
・日本の制度は「男性稼ぎ手モデル」がベースのため、母子家庭への支援は低め。
「福祉から就業へ」が日本のモデルで、あまり機能していない。
母子家庭の貧困が日本の制度の象徴となっている。
・離婚、死別した後、男性の方が弱る傾向にある。
離婚後の再婚率は圧倒的に男性の方が上。