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【アジア近現代史 「世界史の誕生」以後の800年】簡易レポート

【アジア近現代史 「世界史の誕生」以後の800年】
岩崎 育夫 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4121025385/

○この本を一言で表すと?

 アジアの古代以降を6つの画期に分けて各画期について説明した本

○よかったところ、気になったところ

・アジア全体の歴史を古代国家が成立した時期から最近まで、画期ごとに分けて説明されていました。

・その変化、成り立ち、経緯等が、自律か他律のどちらであったか、ということがそれぞれの国、それぞれの時代について診断されていました。

・章のタイトル通り、土着国家がそれぞれ成立した時期、モンゴル帝国が拡大した時期、ヨーロッパが進出してきた時期、日本が進出した時期、独立した時期、経済開発や民主化が進んだ時期、のそれぞれの時期で各地域の各国家がどうであったかが説明されていました。

・それぞれの画期でアジアのあり方が大きく変わっていること、東アジア・東南アジア・南アジアがエリアをまたいで統合されることがなかったこと等、興味深いトピックが多かったです。

○つっこみどころ

・古代、中世も対象になっていたので「近現代史」というタイトルは誤りだと思いました。

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